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今を生きろ。

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「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ。」

 これは元ライブドア社長の堀江貴文さんのメッセージです。

正直、僕は堀江さんのことはあまり好きではない。もちろん実際に会ってお話ししたこともないし、堀江さんは僕のことなど存在すら知らないだろう。だから、これはメディアの中の堀江さんに対する僕の一方的な感情であって、どうか有名税と思って許してほしいのですが、そんな僕ですら、堀江さんのこのメッセージは心に刺さったのです。

未来のことなど誰も予測できない。だから恐れることはない。

確かにそうだなあと思う。みんながスマホを持っていて、ツイッターだったり、ラインだったりで簡単に情報を発信したりしている世界が来ることを10年前に予測できていた人は少ないのではないかと思う。

レールに乗った人生を歩もうと思っていても、勤めている会社が倒産したり、吸収合併したりという事が簡単に起こり得る。今、常識だと思われていることも5年後、10年後には常識ではなくなっているかもしれない。グローバル化が進む世界では、常識すらが数年単位で塗り替えられていく。だから、未来を恐れない。要するに、何が起きてもびっくりしない心構えを持てという事なのだろうと思うのです。

そして、過去に執着しない。過去は変えられないのだから。

いろんな失敗をいつまでも悔やんでいては前には進めないという事なのだろう。確かにそうだよね。反省もせずニコニコしているのは極端だけれど、いつまでも悔やんでばかり、あの時こうしていれば、ってことばかり言っているのはつまらない人生だろうと思う。

ホリエモンさんの過去が、失敗によるものなのか、裏切りによるものなのか、それは僕には分からない。ただ、時代の寵児としての華々しい生活から、逮捕され、どん底まで落ちていった様子は覚えている。だからこそ、過去に執着しない、というホリエモンさんの言葉には、なんだか重みを感じてしまうんです。

では、どのように生きていけば、楽しく生きていけるのか。そこで、堀江さんはこのように語ります。

「長期計画なんて関係ないですよ。まずは目先のことに集中すること。それをしないと始まらない。何も始まらない。」

つまり、「今を生きろ。」ということなんですね。

そして、自分で情報を収集して、自分の頭で考えて、行動を起こすこと。

先のことは心配しても仕方がないし、嫌なことがあったら、酒でも飲んで忘れればいい。ただ、流されるのではなく、自分で考えて、行動をすること。それが「今を生きる」という事の本質なのだろうと思います。

自分で考えて、自分が行動するという生き方をすれば、後悔もしないし、未来に対する恐れもなくなるのですね。だから楽しく生きていける。

ホリエモンさんのことは、あまり好きではないと冒頭に書きましたが、それはライブドアの社長をされていたころに、なんだか悪いことをした、失敗したというようなイメージによるものです。恐らく、あの頃のホリエモンさんは、テレビに出たり、選挙に出馬したり、プロ野球球団の買収に乗り出したり、まさに時代の寵児でした。その後、粉飾決済問題で逮捕され、様々なバッシングを受けて、普通の人間では考えられないような状況だったのだろうと思います。

それでも今日、いつの間にか世の中に返り咲き、復活を果たしているのは、「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きる」という考え方が大きいのではないでしょうか。だからその生き方は、好き嫌いを超えて、僕の心に刺さる部分もあるのです。

ホリエモンさんのことは好きになれなくても、そのたくましさには、学ぶべき点があるように思うのです。

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
さあ、今日も頑張ろう。長期計画なんて関係なく、目先の1日を頑張っていこう。